とら

稲藁の中でも、最も稲穂に近い部分についた葉の鞘の部分ばかりを集めて作る「とら」のオーナメントです。素材の制約上、最も特徴的な虎模様は表現するに至りませんでしたが長く太いしっぽ、特徴的な丸い耳、しなやかな胴体、勇猛な口髭などの特徴を思い浮かべながら1つ1つ丁寧に作っています。フラットな商品ですので、ブックマークとしてお使いいただくこともできますが、軽く霧吹きで湿らせ、足を左右に開いていただければ自立させることもできますので、置いて飾るもよし。糸でつるして飾ってもまた動きがあっておもしろい一品です。
「虎の子」という言葉は非常に大切なものや貴重なものを意味する表現ですが、我が子をとても大事にする虎の様子から生まれた言葉です。また、虎は千里離れたとしても子を思い必ず戻ってくるほど愛情が強いとされ「虎は千里往って千里帰る」という言葉が生まれました。12日ごとに巡ってくる寅の日は吉日の中でも金運の強い金運招来日ともいわれ、寅の日に財布を買うと、出て行ったお金が帰ってくるというゲン担ぎにもなるそうです。
黄色と黒の虎模様は「決断力と才知」の象徴とされ縁起物としても親しまれています。「虎視眈眈(こしたんたん)」という言葉は、相手に隙があればつけ入ってやろうと、じっと機会をねらっていることを指しますが、この縞模様のおかげで虎はヤブなどでも目立たず、獲物に近付くことができます。ほぼ単独で生活し、泳ぎも上手。主にシカやイノシシなどを捕食しますが、時にはゾウやサイなど自分よりも大きな獲物を襲うこともある獰猛な動物です。こんな様子から勇猛果敢な人や、恐れ重んじられている人の比喩に「虎」が使われることも多いです。
虎模様の宝石として知られるタイガーアイは、古代ローマ帝国では、兵士が身を守るために身につけていたといわれ、視野を広げ洞察力と予知能力を高める石と言われています。またその色合いから金運とも関係し、ヨーロッパでは、金運をもたらす石とされています。
勇敢で争いごとにも強い一方、親の愛情はとても深く、金運アップのご利益も望める虎をかたどったオーナメントは、あなたのお守りとしてはもちろん、親しい方へのプレゼントにもきっと喜ばれると思います。藁の種類によって、色あいは様々ありますが、色はご指定いただけない商品となっています。複数ご注文の場合は、色あいの異なる場合もございますので予めご了承ください。

サイズ:高さ約6cm×長さ約11cm

※ご注文を受けてからの制作となりますので、発送までお時間をいただきます。納品時期は、別途メールにてお知らせいたします。
※本商品の作成所要期間・・・1週間以内/頭
  • 770円(税70円)

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